上信越道から僕です。
今回は皆さんも一度は見たこと、聞いたことあるGPIFを簡単に書いていこうと思います。
GPIFとは「年金積立金管理運用独立行政法人」になります。
日本の年金などの管理をしている所になります。そんなところが資産運用しているの!?となったのですが、これがまたしてるんですよね・・・
名前だけは知っていたのですが、中身を知らなかったので簡単に調べてみました。
よかったら眺めていってください。
ではレッツラご!!!
GPIFとは?
GPIFとはなんぞや!!!と思った方!!!落ち着いてください。先程の書いたのですが、「年金積立金管理運用独立行政法人」という日本の厚生労働大臣からお願いされた「年金管理」するところらしいですよ。
厚生労働省所管の独立行政法人である。日本の公的年金のうち、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている(共済年金は対象外)運用方法は運用受託機関(信託銀行や投資顧問会社)との投資一任契約もしくは一部の自家運用による。
従来、公的年金の積立金運用は、特殊法人である年金福祉事業団が財政投融資に預託して行っていた。しかし、第2次橋本内閣が進めた特殊法人改革によって2001年(平成13年)3月に同事業団は廃止され、日本国政府は年金資金の自主運用を求められることになった。そこで、2001年(平成13年)3月の同事業団廃止の直後、同年4月1日に年金資金運用基金へ改組された。2006年(平成18年)4月1日には、年金積立金管理運用独立行政法人が設立されて、同日付で廃止された同基金から年金積立金の管理・運用業務を引き継いだ。
年金積立金管理運用独立行政法人
いろんな経緯があって、現在の年金積立金管理運用独立凝視絵法人が設立されたんですね。もっと昔からあるものだと思っていたよ・・・笑
GPIFの運用目標
GPIFのホームページに行ってみると、運用目標なるものがあったので見てきました。
そこから以下抜粋になります。
GPIFの運用目標:なぜ「賃金上昇率+α」?
GPIFの運用目標は、主務大臣である厚生労働大臣が定めた「中期目標」において、「長期的に積立金の実質的な運用利回り(積立金の運用利回りから名目賃金上昇率を差し引いたもの)1.7%を最低限のリスクで確保すること」が要請されています。
GPIFの長期的な運用目標=賃金上昇率+1.7%
資産運用の世界では、運用目標に賃金上昇率が使われることは一般的ではありません。それではなぜ、GPIFの運用目標は賃金上昇率を基にしているのでしょうか。理由は公的年金の保険料収入と年金給付が、賃金水準の変化に応じて変動するからです。そして、このような収支構造のなかでGPIFが年金財政の安定に貢献するためには、長期的にみて賃金上昇率を上回る運用収益を確保する必要があるからです。
賃金上昇率+1.7%が運用目標率になるんですね。これはその年によって変わってくると思うのですが、最初からルールを決めておくのはさすがですね。
ちなみに、賃金上昇率を調べたらこんなのが出てきました。
1人当たり賃金の伸び悩み、雇用者数の増加ペース鈍化から実質雇用者報酬の伸びは2018年度の前年比2.1%から2019年度が同0.9%、2020年度が同0.7%、2021年度が同0.5%へと低下するだろう。
ニッセイ基礎研究所
この数字から足し算すると仮定したら、2021年度の運用目標は2.2%になりますね。うむむ。
以下GPIFが運用実績を載せていたので画像貼っておきますね。こうやって公開するのも皆が見れるからいいですね。
基本ポートフォリオの考え方
基本ポートフォリの考え方みたいなのがあったので取り上げました。やはり国民のお金を運用しているので、下手なことやって下がってしまったら説明つかないですからね。
ポートフォリオのバランスも載せてくれていたので、画像も貼っておきますね。
第4期中期目標期間(2020年4月1日からの5カ年)における基本ポートフォリオ
厚生労働大臣から示された第4期中期目標では、積立金の運用目標について、「長期的に年金積立金の実質的な運用利回り(運用利回りから名目賃金上昇率を差し引いたもの)1.7%を最低限のリスクで確保することを目標とし、この運用利回りを確保するよう、基本ポートフォリオを定め、これに基づき管理を行うこと」とされました。
国内の金利低下によって国内債券の利回りが低下している状況等に伴い、国内債券の割合が低下した一方、相対的に金利が高い外国債券の割合が増加しました。
長期的な観点からの基本ポートフォリオ策定
長期的な運用においては、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて長期間維持していくほうが、効率的で良い結果をもたらすことが知られています。このため、公的年金運用では、各資産の期待収益率やリスクなどを考慮したうえで、積立金の基本となる資産構成割合(基本ポートフォリオ)を定めています。
年金積立金管理運用独立行政法人
基本的に短期売買はせずに、長期投資をしていくよ!と書いてありますね。短い期間で運用していたらアクティブファンドの同じですからね。
安定して運用していくのは、インデックス運用で長期投資ですね。
まとめ
どうだったでしょうか?
簡単でしたが、ある程度概要はつかめたんじゃないかなと思います。
また機会を作って、少しずつ調べていきたいと思います。
今回もありがとうございました。